住宅を取得する方のほとんどの方が住宅ローンを利用すると言っても過言ではありません。では、
住宅ローンを利用するにあたり、皆さん、結構、金利に対しては敏感ですが、返済期間は何年位
にするのがいいと思いますか?まず、住宅ローンには各金融機関、最終完済時年齢と言う物が
あります。それは、要するに何歳までなら住宅ローンが組めますよ!何歳迄に住宅ローンを完済
してくださいね!と言う物です。銀行によってまちまちですが、75歳、もしくは80歳最終完済が
基本です。例えば、75歳最終完済の銀行に、40歳の時点で住宅ローンを申し込みした場合、
現在の基本的住宅ローンの最長期間は35年になりますので、最終が75歳になります。したがって
40歳の時点で35年返済の住宅ローンが机上で言えば組める訳ですね!例えば、これが45歳の
場合は、30年しか組めなくなるんですね!となると、簡単に言えば、月返済額が多くなると言う事
です。しかし、ちょっと待ってくださいね!75歳迄、住宅ローンが組めるからと言って、75歳迄、
本当に住宅ローンを組んでいいんでしょうか?ちょっと偏った言い方になるかもしれませんが、
この35年返済の住宅ローンって昭和時代の産物なんですね!どういう事かと言うと、昭和時代
終身雇用が確率していて、年々給与が必ず上昇していく、そして、定年したら、退職金がガッポと
入ってくる。その条件を前提にこの35年返済の住宅ローンは作られているんですよ!となると
現在の世の中にその条件が当てはまると思いますか?当然当てはまる人もいるとおもいますが、
少なくとも、昭和時代より少ないのは明らかです!ではなにが言いたいか!ずばり、現在の雇用
形態から考えて、60歳、もしくは65歳が定年、と言う事はその年齢が給与のMAX!それ以降は
給与が減るのは当然、退職金!現在新卒の新入社員が定年迄勤め上げる割合って10%も
無いんですよ!賞与!必ずもらえると思っていませんか?そもそも賞与とは、会社が儲かっていて
はじめて支給されるもんなんですよ!などなど、要するに、75歳最終完済だからと言って、安易に
75歳迄住宅ローンを組むのは問題だ!と言う事、しかし、住宅取得とはある意味、夢を形にする
事です。なので、あまりにも現実論ばかりはなしていても、本当に夢がありません。しかし、住宅
取得とは、そこがゴールではなく、そこからが、家族の新しい出発になるのです。勿論、75歳まで
住宅ローンを組まない代わりに、月返済額が増える!毎月が苦しい!なんてのも問題ですよね!
ですから、安易に返済期間を考えるのではなく、きちんとプランを立てて、組むべきです!
ご相談ください!きっといいアドバイスが出来ると思いますよ!